看護師アンケートquestionnaire

4C/千葉県出身

順天堂大学医療看護学部

レベルⅠ
臨床指導者
  • Q現在の仕事内容

    A私が所属する4C病棟は泌尿器科、整形外科、救急診療科、小児外科、麻酔科の患者さんが入院する外科系の混合病棟です。小児からが高齢の方まで周手術期や化学療法、緩和療法を目的とした患者さんが入院されます。また緊急入院の患者さんの対応も多く行っており、入院した経緯やご家族のケアも大切にしながら看護ケアを行っています。業務としては清潔ケアや採血、点滴・内服などの薬剤管理、手術前後のケアを行っています。

  • Q当院入職の決め手

    A私が看護師を選んだのは人手不足のニュースを見たことがきっかけです。そのため長く働くことができる病院を選びたいと思っていました。私は順天堂大学医療看護学部在学中に浦安病院で実習を行い、病棟でのカンファレンスなどをみて意見を尊重し合う雰囲気がいいなと考えるようになりました。また教育体制も整っており看護師として成長できるのではと感じたことも決め手となりました。

  • Qなぜ資格取得を目指したのですか?

    A今年度の臨床指導者として師長さんより役割を任命されました。私自身も教えることが好きですが、その伝え方・学生への寄り添い方には自分の技術が伴っていないと感じ、臨床指導者という役割を通して自己成長に繋げたいと考えました。学生さんには看護師になりたいという思いをもち、現場でやっていけそうというイメージをもってもらいたいと思っています。

  • Q取得までの流れを教えてください。

    A隔月で臨床指導者会に参加し、他部署の臨床指導者の学生への指導で工夫していることや患者の安全や個人情報管理、学生への関わり方等の課題を共有しています。また臨地実習指導者研修会に参加し、順天堂6病院の臨床指導者と医療看護学部教員とのグループワークを行い、やる気を損なわない言葉がけや考え方について学びを深めました。

  • Q取得にあたって大変だったことはありますか?

    A自分が学生の頃と比べてカリキュラムの変更や時代の変化を把握することが難しいと感じました。また臨地実習は病棟スタッフの協力が必要不可欠ですが、通常の病棟業務と並行しており負担になっていないかと不安でした。しかしスタッフみんなが学生さんが安心できる環境をつくってくれており、不安が無くなったことを覚えています。

  • Q資格取得後はどのような業務を行っているか?

    A4C病棟では急性期分野の実習の受け入れをしています。私が心がけていることは、学生さんの主体性を尊重した看護を患者さんに実施できるようにすることです。学生自身が計画した看護ケアの根拠を整理し、患者さんの課題に気づき、次の看護ケアを計画できるように促したいと考えています。その実践がどのように効果があったのか、言葉で伝えるよう意識しています。

  • Qどんな時にやりがいを感じますか?

    A急性期分野では患者さんの状況は日々変化し、講義では感じなかった展開の速さに戸惑う学生さんが多く見られます。実践的なアドバイスにより、学生さんが主体的に看護を展開することで、自己の成長を実感し「楽しかった」と思えってもらえた時にやりがいを感じます。また学生さんならではの視点で、患者さんとのコミュニケーションの方法や患者さん中心のケアなど、スタッフが気づかないようなことに気づかされることもたくさんあり、ともに学んでいる場をもらっていると感じます。

  • Q学生へアドバイス・メッセージ

    A学生の思いを汲み、実習しやすい環境をスタッフみんなで作っています。
    看護の現場で看護師として働く姿をイメージできたらいいなと思っています。
    学生さんが患者さん一人ひとりのことを真摯に考え、看護ケアを考えている様子に頼もしさを感じます。働くようになってからも、その思いを持ち続けて欲しいと思います。