看護師アンケートquestionnaire

4D/千葉県出身

帝京平成看護短期大学

レベルⅠ
DMAT
  • Q現在の仕事内容

    A4D病棟では、消化器外科、整形外科、泌尿器科、乳腺外科、救急診療科の5つの診療科が混合している外科系病棟です。手術を行う急性期から慢性期、がん患者の化学療法や緩和など幅広い領域にいる患者の看護ケアやリハビリテーションの介助を行っています。

  • Q当院入職の決め手

    A高校時代に東日本大震災にあい、その頃から災害や救急領域の看護について興味がありました。順天堂大学浦安病院は災害拠点病院、DMAT指定医療機関であり、災害医療支援体制が確率されているため、いずれは災害医療について学び、活動したいと感じたため選びました。また、浦安は地元でもあり、幼少期から身近に感じた病院であったことも理由の一つです。

  • Qなぜ資格取得を目指したのですか?

    A災害や救急領域について興味があり、実際に入職して配属されたのは救急外来でした。いずれは取得したいなと考えていた自身のキャリアがラピッドカーナースを経験したことで、プレホスピタルや災害看護についてもっと深く学びたいと感じ、資格取得を目指しました。また、DMATとして活動していた先輩看護師を間近で見てきたことで刺激になり、DMATの活動により強く興味を持ったことが取得を目指すきっかけにもなりました。

  • Q取得までの流れを教えてください。

    ADMAT要請研修は年間に数回と決められており、様々な県内の病院から受講を希望する方が多くいるため、申請をしてもすぐに受講できないこともあります。研修では、2日間に渡って実際にトリアージ訓練や机上訓練、シミュレーション、現場救護の実践訓練を行いました。現在は千葉DMATのみの取得であるため、活動範囲を広げ、さらなるステップアップのために今後は日本DMAT資格を目指していきたいと思ってます。

  • Q取得にあたって大変だったことはありますか?

    A救急外来から病棟へ異動し、救急領域を離れたタイミングでの取得で、実践を通したトリアージの感覚を取り戻すのに必死でした。また、現場救護所の実践訓練で、混乱する現場や情報が錯綜する中で、優先順位や的確に必要な情報を伝達し、それぞれの役割を理解して多くの方と連携する難しさや学びが多くあった研修でした。DMATとして参加した研修でしたが、普段の病棟業務にも生きてくる内容であったことや、現場維持ができるよう自己の学びや研修の参加が今後も継続していく必要を感じました。

  • Q資格取得後はどのような業務を行っているか?

    A院内外でのDMAT訓練について積極的に参加しています。実際に災害現場での活動経験はありませんが、訓練を通して、チーム医療や指揮命令系統、情報管理について学ばせてもらってます。災害対策リンクナースの活動の際は災害時の対応についてスタッフへ指導しています。災害時、緊急時に迅速対応できるよう、平時から出来る活動や災害した際に行動する病棟での役割など必要な情報を共有しています。

  • Qどんな時にやりがいを感じますか?

    ADMAT研修に参加するたびに、チームや組織としての活動について学びや反省する点も多く、まだまだやれること、知らない事が多くあることに気づきます。これからもたくさん経験し、吸収していきたいと思っています。また、学生時代から災害や救急領域に興味があり、いずれ携わってみたいと感じていたことが少しずつ現実になり、実感できていることにサポートして下さった方々に感謝しております。今後は指導する立場や管理の視点も重要になるため、頑張りたいと思います。

  • Q学生へアドバイス・メッセージ

    A資格取得後も継続した自己研鑽が必要ですが、興味がある方はぜひ一緒に活動しましょう!共に学び、活動できることを楽しみにしております。